はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年11月23日2 分三焦について『名前あって、形なし』と言われ、 働き・機能はありますが、形はありません。 西洋医学でも該当するものがありませんが 最近では、細胞間液が当てはまるのではという説が あったり、なかったり。 三焦は心包と表裏関係にあります。 三焦は二つの捉え方があります。 ①場所を意味する...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年11月9日2 分膀胱について膀胱は腎と表裏関係にあります。 膀胱はどんな働きをするかと言いますと、 ほぼ西洋医学の膀胱と同じです。 西洋医学的にも尿の生成として膀胱と腎は関連がありますね 今回は理解しやすいと思います 古典書物で膀胱は、 『州都の官。津液臓焉、気化則能出矣』 と書かれています。...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年11月3日2 分大腸について今回は大腸についてです。 大腸は肺と表裏関係にあります。 前回の心・小腸と同じくまったく関係ないように思えるこの二つがなぜ表裏関係なのか? 東洋医学の深い理由がありますが、もちろん話すと長くなるので割愛させていただきます(笑) 大腸はどんな働きをするかと言いますと、...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年11月2日2 分小腸について今回は小腸についてです。 小腸は心と表裏関係にあります。 まったく関係ないように思えるこの二つがなぜ表裏関係なのか? 東洋医学の深い理由がありますが、話すと長くなるので割愛させていただきます(笑) 小腸はどんな働きをするかと言いますと、 ほぼ西洋医学の小腸と同じです。...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年10月26日1 分胆について今回から臓腑の腑のお話になります。 陰陽表裏の関係でいうと、臓が陰で腑が陽です。 表裏関係の蔵がしっかり働くことによって 腑もしっかりと働きます。 そのため、臓が弱ったりすると 腑の働きにも影響が出てきます。 西洋医学の胆のうとは違うものと捉えてください。...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年10月12日2 分心包について今回は心包についてです。 心包とはなんぞや? 今までの五臓は、西洋医学的にも当てはまる臓器がありましたが、 この心包は、東洋医学独特の考えの蔵です。 心包は、字の通り心臓を包む膜と考えられています。 現代医学の心膜とは違います。 心包は心の代わりに働きます。...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年10月12日2 分腎について今日は腎についてお話していきます。 腎には、『精・志』という生まれ持った気があります。 これと食べ物などで後から作られた気が合わさって 『腎気』といわれる腎を働かせる気ができます。 東洋医学で腎は生命の根本とも言われています。 年齢とともに生理的に腎が弱っていくので、...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年10月5日2 分肺について今回は肺についてです。 肺には『魄』(はく)という生まれ持った気があります。 これに食べ物からできた気が合わさって【肺気】となります。 この肺気は、陽気として発散させ全身を巡る働きをしています。 肺気によって全身に陽気が巡ると、身体を冷やすことなく免疫もしっかり働きます。...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年9月28日2 分脾胃について今回は脾と胃についてお話します。 脾と胃は二つで一つと言いていいほどセットで働きます。 そのため今回はこの二つをお話していきます。 脾には『意・智』と言われる生まれ持った気があります。 これと食べ物などで後から作られた気が合わさって...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年9月21日2 分心について今回は『心』についてです。 西洋医学の心臓と同じ働きもあれば、違う働きもあります。 ただ、東西問わず生命維持にかかわるとても重要なところです。 心には『神』と言われる生まれ持った気があります。 これと食べ物などで後から作られた気が合わさって...
はりきゅうすず風 院長 鈴木2022年9月14日3 分肝について東洋医学の肝と、西洋医学の肝臓は 同じような働きもあれば、全く違う働きもあります。 そのため、東洋医学的に肝が悪いとなっても 西洋医学的な肝臓の病気、肝硬変や脂肪肝などの病気になっているというわけではありません。ほかの臓腑経絡も同じです。...