冬の土用の過ごし方
- はりきゅうすず風 院長 鈴木
- 1月17日
- 読了時間: 4分
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今日から冬の土用です
2025年1月17日~2月2日、立春の前18日間です
ちなみに今年の節分は2月2日

土用といえば、“土用の丑の日のうなぎ”をイメージする方が多いですね
これは「夏」の土用のことで、土用は、春夏秋冬の季節の境目にそれぞれにあります!
どの時期の土用も、食べると縁起のよいものがあります
土用は雑節の1つで、五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称です
代表的な雑節は
【節分】季節の分かれ目で二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを指しますが、現在は立春の前日だけを言うことが多いですね
【彼岸】「春分」と「秋分」を中日とし、それぞれその前後3日間の計7日間
【土用】「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前、約18日間ずつ、計約72日間
暦は太陽の動きに深く関係し毎年少しずつ変わるので、雑節は、二十四節気とともに国立天文台の暦計算室から毎年発表されています

土用は土の神様である「土公神」がいる期間
この「土公神(どこうじん)」と呼ばれる神様は、遊行神といい、同じところにいるのではなく、季節によって居所を変えます
春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭、それぞれの地中にいるとされています
土用の期間中は、陰陽道で土をつかさどる土公神の支配下にあるとされることから、
・土を動かすこと(土いじり、草むしり、井戸掘り、増改築、地鎮祭)
・新しいこと(新居購入・就職や転職・結婚や結納・開業や開店)
・方角に関すること(引っ越し・旅行)
春の土用→南東 夏の土用→南西
秋の土用→北西 冬の土用→北東
これらをすると縁起が悪いとされています

この期間中であっても土公神が土を離れて天上界に行く日があります
この日のことを「間日(まび)」といいます。
「春の土用」は「巳の日」「午の日」「酉の日」
「夏の土用」は「卯の日」「辰の日」「申の日」
「秋の土用」は「未の日」「酉の日」「亥の日」
「冬の土用」は「寅の日」「卯の日」「巳の日」が間日にあたります
土用期間には土を動かすような行為(例えば、草むしりや土いじり、井戸掘りや増改築など)は避けるべきとされますが、間日であればこれらの行為を行っても大丈夫といわれています。
冬の土用の間日 1月21日㈫、22日㈬、24日㈮、2月2日㈰
【土用は季節の変わり目の養生期間】
いずれも、立春・立夏・立秋・立冬といった季節の変わり目にあり、急激な気温の変化に体が疲れてしまうため、この時期は体調を崩しやすいのです
土というのは、陰陽五行説で【脾胃】に当てはまるため、胃腸(消化・吸収系の内臓)に負担がかかりやすいため、黄色く甘い食べ物を食べるとよいとされます
かぼちゃやさつまいもはその代表です
また、旬のものを食べて体をゆっくりと休める期間といわれています
土用の季節には、各土用で食べるとよいものがあります
春の土用の「戌(いぬ)の日」には、「い」のつく食べ物もしくは白いもの
2025年春土用の「戌の日」は、4月23日㈬
夏の土用の「丑(うし)の日」には、「う」のつく食べ物もしくは黒いもの
2025年夏土用の「丑の日」は、7月19日㈯と7月31日㈭
秋の土用の「辰(たつ)の日」には、「た」のつく食べ物もしくは青いもの
2025年秋土用の「辰の日」は、10月26日㈰
冬の土用は、最も寒さが厳しく、風やインフルエンザに気を付けたい時期です。
冬の土用の「未(ひつじ)の日」に「ひ」のつく食べ物もしくは赤いものを
・ヒラメ・ヒラマサ・ひじき・ひよこ豆
・とまと・パプリカ・りんご・唐辛子など
2025年冬土用の「未の日」は、1月26日㈰です

土用の期間は体調を崩しやすいので、鍼灸で体調を整えましょう😉
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