今回から奇経を1つずつお話していきます
最初は督脈です
督脈は陽を主り、【陽脈の海】と言われています
奇経は基本的に独自のツボを持たないのですが、
この督脈と任脈だけは独自のツボを持ち治療でもよくつかわれます
では、督脈の流注(ルート)を説明していきます
督脈は胞中から始まる。※胞中は小骨盤腔のことで女性では子宮、男性では精巣と考えられている
会陰部に出て、尾骨から身体の中心を通り背骨に沿って後頭部まで上る
後頭部から脳の中に入り、百会(頭のッてっぺん)に出る
そこから身体の中心線を額、眉間、鼻、鼻溝、上唇、上前歯と歯茎の間に終わる
奇経は独自のルートのため、次の奇経へ繋がるということはないです
途中のツボでほかの経絡と交わることはあります
督脈の中の「大椎」というツボが首の後ろの飛び出てる骨のところにあるのですが
このツボはほぼすべての陽経の経絡が通ります
督脈のツボは28個あります
督脈に関わる病症としては
背骨のこわばり、腰痛、足の冷えや痛み、痔、下腹部から胸へ突きあがる痛み、
喘息、風邪、鼻炎、かんしゃく、のぼせ、心痛
むくみ、水腫、尿漏れ、月経不順、不妊、陣痛促進など
次回は任脈についてお話します
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