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  • 執筆者の写真はりきゅうすず風 院長 鈴木

肝について

更新日:2023年3月29日

東洋医学の肝と、西洋医学の肝臓は

同じような働きもあれば、全く違う働きもあります。

そのため、東洋医学的に肝が悪いとなっても

西洋医学的な肝臓の病気、肝硬変や脂肪肝などの病気になっているというわけではありません。ほかの臓腑経絡も同じです。



肝の一番重要な働きは、『血を集め・蓄える』働きです。

この集められた血は必要に応じて全身のいろいろな部位に運ばれます。

この肝が司令塔のような働きをするので、

古典書物では【肝は将軍の官】と表現されています。



肝がしっかりしている人、肝体質の人は、

決断力があり、積極的で仕事もテキパキしています。

途中であきらめることもせずやり遂げる、几帳面なタイプです。



きっちりやり遂げるためには血が必要ですが、

頑張りすぎて血が少なくなると、イライラしたりのぼせたり

怒りっぽくなります。不眠になる方もいます。



肝が関わる身体の部位の代表的なところは

【目】【筋肉】【生殖器】



目は肝が主る(つかさどる)と言って、非常に密接な関係があります。

肝にしっかりと血が蓄えられるタイプは目が大きいです。

反対に血が少ないと目が小さいです。



目で物を見るというのは、非常に血を使います。

血を使いすぎると、眼が悪くなったり、白内障にもなりやすいです。

最近の子供はスマホやゲームで非常に目をよく使うので、悪くなりやすいのです。



出産は気血ともに大量に消費してエネルギー不足になります。

昔から産後はできるだけ何もしない、目を使うなと言われるのはこのためです。

産後一か月の間にどれだけ回復するかで、その後の身体の負担が変わります。



筋肉が血にかかわるというのは、みなさんも想像しやすいのではないでしょうか。

筋肉を動かすには血に含まれるエネルギーが必要です。

運動などをして、普段使わない筋肉を動かすといつも以上に血を消費するので

筋肉痛として症状が出るのはこのためです。



生殖器も血と非常にかかわりがあります。

男性の場合血が少ないと、いわゆるEDになります。

女性の場合は、月経とも関連してきますが

血が少なくても、多すぎてもよくありません。

ちょうどよい量が巡っていることが一番です。

このバランスが崩れると、婦人科疾患や不妊の原因となったりします。



肝というのは、春になると盛んになります。

何かを始める、活発に動くというのが肝の性質と

春の芽が出てくる、暖かくなる、動物が冬眠から覚めるのと同じです。

しかし、血が少ないタイプの人は体調を崩しやすいです。



以上で、簡単ですが肝についての説明です。



次回は、心についてお話します。



『類経図翼』より

 

東洋医学専門の鍼灸院『はりきゅうすず風』

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