top of page

腎について

  • 執筆者の写真: はりきゅうすず風 院長 鈴木
    はりきゅうすず風 院長 鈴木
  • 2022年10月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年3月29日

今日は腎についてお話していきます。


腎には、『精・志』という生まれ持った気があります。

これと食べ物などで後から作られた気が合わさって

『腎気』といわれる腎を働かせる気ができます。


東洋医学で腎は生命の根本とも言われています。

年齢とともに生理的に腎が弱っていくので、

ご年配の方をイメージしていただくと症状などがわかりやすいと思います。


腎気が弱ると足腰が冷え弱くなります。

精力が無くなったり、動悸や息切れがしたり、力が弱くなります。


腎は骨に関連しています。

生まれ持った【精・志】を使いすぎると

歯や骨がもろくなります。

年齢とともに減るので

お年寄りが骨粗しょう症や歯が抜けるのはそのためです。


生殖器にも関わります。

房事(性行為)過多になると腎気がすぐになくなり様々な症状が起こります。

腰痛もその一つです。

女性では、出産で腎気をおおく子供に送るため

お子さんをたくさん産んだ方は

歯が弱くなったり骨粗しょう症になりやすいといわれています。


養生訓で有名な貝原益軒が

『悪しきことは癖になりやすし』と戒めています。

しかし、『房中術』という健康に良い房事の仕方

という本もあります。適度にする分には健康のためなんです。


耳も腎に関わります。

耳が大きい人、福耳と言われる人は

生まれ持った腎気が多い、しっかりしている証拠です。

小さいと腎にかかわる症状が出やすいです。

耳鳴りや難聴などがその例です。


腎は冬に盛んになるといわれています。

腎は生まれ持った精を蓄えておくところで、

冬というのも、活発には動かずじっと蓄える時期です。

動物で例えると、冬眠の時期です。


そのため、冬場にあまり活発に動きすぎると

春になってエネルギー不足でいろいろな症状が出やすいです。


腎は水分代謝との関わりも深いです。

陰性の臓器でもあるので、固摂、固める、留めておく作用があるのです。

そのため腎が弱ると、尿漏れやむくみ、骨粗しょう症などがおこります。


次回は心包についてお話していきます。




『類経図翼』より

 

東洋医学専門の鍼灸院『はりきゅうすず風』

五十肩・坐骨神経痛・PMS・更年期・自律神経の乱れ・不眠・こどもの症状(夜泣き・かんしゃく・アトピー・喘息など)東洋医学の力で改善しませんか?

お問い合わせ、ご相談は公式ライン・お電話で

📞080-7859-2849


〒277-0045

千葉県柏市東逆井1-24-1Nステージ逆井101号室

東武アーバンパークライン逆井駅 徒歩4分

🅿駐車場1台有


はりきゅうすず風

Comments


はりきゅうすず風陰陽図ロゴ 柏市逆井の鍼灸院
  • Instagram
  • フェイスブック
はりきゅうすず風公式ライン

東洋医学専門鍼灸院
はりきゅうすず風

鍼療時間

平日 9時~12時 15時~20時

土曜 9時~13時

休鍼 日曜・祝日・土曜午後

​※​往診、時間外、日曜祝日をご希望の方はご相談ください

はりきゅうすず風公式ライン友達追加

<個人情報の保護について>

本ウェブサイトにてご入力頂きました個人情報は、当鍼灸院からのご連絡時にのみ使用致します。法令等で要求された場合を除き、個人情報を第三者に提供することは致しません。

〒277-0045

千葉県柏市東逆井1-24-1Nステージ逆井101号室

080-7859-2849

acu.moxa.suzukaze@gmail.com

お電話の受付は鍼療日の8時~20時

​※施術中は電話に出られないことがあります

折り返しご連絡させていただきます

bottom of page