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  • 執筆者の写真はりきゅうすず風 院長 鈴木

臓腑経絡について

更新日:2023年3月29日

今回は五臓六腑と経絡についてお話していきます。 以前五臓六腑については簡単にご説明しました。 蔵が、肝、心、脾、肺、腎、心包 腑が、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦

でしたね。 これらは西洋医学と同じ臓器としても考えられます。 しかし、まったく別の働きも持っています。 経絡とは、この臓腑につながっているものです。 それぞれにつながっているので、12本あります。 経絡は主に体表をながれています。 内部に入ることによって臓腑とつながり、身体中を巡ります。 経絡は、生命活動の基本である、【気】【血】を各臓腑や部位に運ぶ役割があります。 そして各臓腑の働きを円滑にして生命活動を維持します。 経絡上に関係のある臓腑や部位に変調が起こると、 経絡上に反応が起こります。 これがいわゆる【ツボ】の反応です。 鍼灸施術はこの反応の出ているツボに施術することで、 身体を治す方向に導いてくれます。 手の太陰肺経→手の陽明大腸経→足の陽明胃経 足の太陰脾経→手の少陰心経→手の太陽小腸経 足の太陽膀胱経→足の少陰腎経→手の厥陰心包経 手の少陽三焦経→足の少陽胆経→足の厥陰肝経→手の太陰肺経に戻る このように経絡は輪っかのようにぐるっと身体を巡っています。 一日に50回巡るそうです。 太陰とか少陽とかは専門的な用語なので気にしなくて大丈夫です。 なんとなくこんなもんが身体を巡っているんだなぁと理解していただければ嬉しいです。




 

東洋医学専門の鍼灸院『はりきゅうすず風』

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