前回、陽タイプ・陰タイプについてお話ししましたが、今回は陽とは何か、陰とは何かについてお話していきます。
陰陽とは、一つのものを2つの側面から見て2つに分けるものでしたね。
なので、陽と陰のバランスによっていろいろな変化が出てきます。
身体の中にも様々な陰陽があります。
身体の陰陽のバランスを保たせることが東洋医学の治療法です。
身体を構成している【気・血・水】これのバランスを調えることです。
この気・血・水も陰陽に分けると
気が陽、血水が陰です。さらに血水で分けると、血が陽、水が陰です。
気も熱性で動的な陽気、寒性で静的な陰気に分けられます。
血は陽的な気と陰的な水からできています。
水も津液と言って、サラサラで陽的な津とネバネバで陰的な液に分けられます。
この気血水が身体のあちこちを巡ってそれぞれの働きをしています。そして、気血水の量は一定ではなく自然の状態に合わせてめぐる量が変化します。
例を挙げると、昼間は活動的なので身体の表面を多く巡ります。夜は内臓のほうを多く巡ります。夏場は体表を巡り汗を出させて熱を下げる。冬場は体表にあまり出ていかず汗が出ないようにして体を温めます。
このように、自然のリズムに合わせて身体の陰陽の気血水もバランスを保ちながら変化しています。
健康な状態であればいいのですが、精神的・肉体的疲労や房事過度、飲食の過不足などにより気血水の巡りが悪くなり不安定な状態になります。さらに環境の変化や、気候の急激な変動が加わると気血水の巡りのバランスが乱れ、身体の各所に気血水の過不足が生じます。
これを東洋医学では、【病気】と言います。
この気血水の過不足を調整してバランスを整えるように東洋医学では治療します。
次回は、陽が過剰・不足の状態、陰が過剰・不足の状態についてお話していきます。
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