施術内容

国家資格を持った先生が東洋医学的診断により患者さんに合わせて、鍼とお灸を使った施術をしていきます。痛みや熱さはほとんどありません。東洋医学は自然との調和が大切で、自然治癒力を高めて、病気になりにくい体質に整えていきます。

小児はりは、刺さない鍼で皮膚をさする施術です。生後一か月の赤ちゃんから施術できます。5～10分程度で終わります。

対象疾患は、
整形外科疾患　肩こり、五十肩、腰痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症
ひざ痛、変形性膝関節症、坐骨神経痛など
精神疾患（不安、不眠、自律神経の乱れなど）、
婦人科系疾患（PMS、PMDD、生理痛、月経不順、更年期など）、
妊産婦（つわり・逆子・産後の不調など）
アレルギー疾患、風邪症状、小児の悩み（夜泣き、かんしゃく、夜尿症、アトピー、喘息、発達の遅れなど）
新型コロナウイルス後遺症
（味覚障害、嗅覚障害、倦怠感、頭痛、疲労感、咳、睡眠障害など）
頭痛、めまい、なんとなく身体がだるい、やる気が出ないなど、
どんな症状でもご相談ください。
交通事故によるムチウチや身体の痛みなども
自賠責保険（車の保険）で治療可能です

経絡治療といわれる日本で生まれ、発展してきた日本古来の鍼灸施術を行います。

東洋医学的診断とは、四診といわれる【望診・聞診・問診・切診】を行い

身体の状態を診ていきます。

【望診】

顔色、皮膚の色、舌の状態、腫れているなど表面上にどのような変化が起きているかを判断します。

【聞診】

声や音、においなどでどのような状態か判断します。

【問診】

辛い症状、普段の生活（食欲、睡眠、排泄など）、既往歴、服薬などをお聞きして、どのような状態か判断します。

【切診】

手首の脈、お腹、皮膚の状態、ツボの反応、湿燥寒熱など

実際にお身体に触って判断していきます。

これらの情報をもとに施術方針を決めて、腕・脚・お腹・背中に鍼やお灸をしていきます。

初回カウンセリング２０分

施術時間は大人で約５０分、

小児はりでは、約５～１０分です。

来院された服装でも受けられますが、専用の施術着もご用意しております。

不調の根本を改善するため全身を調整していきますので、ご自身では気づかれなかった不調もよくなります。

施術の流れ

①問診で症状や生活習慣などをお聞きします

②腹診や舌診、脈診などでお身体の状態を診ます

③お腹や手や足に鍼やお灸をしていきます

④うつ伏せで背中や腰や足に鍼やお灸をします

⑤座っていただき最終調整をします

⑥家でのセルフケアやお灸のツボをお伝えします

小児はりの様子

こちらの鍉鍼（ていしん）という鍼で皮膚表面をさすって施術します。

小さなお子様や、赤ちゃんは抱っこしていただきながらの施術もできます。

おもちゃや絵本もご用意しております。

適応症状

WHO（世界保健機関）では、鍼灸施術の適応症状は以下のように記載されています。

●神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・うつ病等
●運動器系疾患
関節炎・リウマチ・肩こり・五十肩・腱鞘炎・腰痛・ひざ痛・外傷の後遺症（骨折、打撲、むちうち、捻挫）
●循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化・高血圧低血圧・動悸・息切れ
●呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
●消化器系疾患
胃腸病（胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘）・肝機能障害・痔疾
●代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・貧血
●生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・腎炎・前立腺肥大
●婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・生理痛・月経不順・冷え性・不妊・PMS（月経前症候群）
●耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎
●眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目
●小児科疾患
小児神経症（夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、食欲不振）・小児喘息・アトピー・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善